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香十徳 (志野流15世蜂屋宗意 書)
三組盤



江戸時代に入り、現代にみられる香作法の基盤がほぼ完成。
世情の安定とともに、香道は全国諸大名のたしなみの一つとして 取り入れられ、武家社会のなかに浸透していきます。 家元制度が確立されたのもこの時期です。
元禄の爛熟期をへて十八世紀になると、香人口は急激に増大。 特別な階層だけでなく武士、町人、さらには一部農民層まで広まり、 最大の隆盛期を迎えます。そして、十八世紀初頭、文化文政期には 女性層にも広がり、料理、裁縫、茶道などとならび、身につけるべき 教養の一つにまでなるのです。
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